諸行無常の響きあり

学生時代、中年女教師と些細なことで口論になったことがあります。

彼女は現代国語のプロフェッショナル。

理詰めで来られると、私なんぞがとても太刀打ち出来る相手ではない。

その苛立ちから、
「やかましいわ。おばはんが!」と言ったことで話は終決。

一本とった気になって勝ち誇っていたけれども…

相手は怒るでもなく「あなたもいずれおばさんになるんで。」と踵を返された。

ふん((( ̄へ ̄井)
若さは無敵!
若さは最強!
飛び出せ青春!
何、負け惜しみゆうとんねん!
このわたくしがおばさんになることなんてあろうものか!

と、本気で思っていたあの日から、時は流れて四半世紀(以上)。

そんなわたくし、昨日第XY回生誕記念を迎えました。

その当時の先生と同じ位の年頃になりました。

だからこそ思い出した若気のいたり。

この世はなんと不平等かと思うことも少なくはないけれど、時間はこうして全てに平等に降り注ぐ。

あぁ、因果応報。

諸行無常。

 

コメント

  1. ちーなべ

    そろそろやなぁ、と思ってたら昨日でしたか(^-^)

    人間何かと良くない事をすると自分に返ってきますね。それを気付けている事は良い事ですの。
    (o^-‘)b

    そういえば最近「光圀伝」なる本を読んでますが、その中で光圀が問答対決をしていた事を思い出しました。問答内容は哲学的で難しい(´・ω・`)

  2. ちいなべさまへ

    昔のちょっとした出来事をあらゆるシーンでふと思い出す時があるのですが…

    無礼の数々、大変失礼しましたm(__)mと言う気持ちになることも。

    大人になるにつれ、今日は誕生日だわ!超ハッピーヽ(*´▽)ノ♪!
    と楽しむ事より、思いにふけることの方が多くなってきました。

  3. 平家の子孫

    あらためてまして誕生おめでとうございます。
    変化することの心理が分かっていると、
    何事にも振り回されないはずだけど、変化に
    ついていけないこともあるなあって最近よく思います。

  4. 平家の子孫さまへ

    一年があっと言う間に過ぎていくので、そこに気持ちがついて行けてないです。
    10年、20年前もつい最近のように感じたりと何だか不思議な感じですが…

    けれども、過去の記憶を反省したり、思い出しては穴があったら入りたいと思うという事は、ちょっと成長しているのか?

    何やら複雑ですわ。

コメントを投稿する