役者魂

お芝居見物に行って参りました。

こう言うとセレブっぽく聞こえますけれども、お芝居はお芝居でも大衆演劇ですのよ。

文字どおり大衆の大衆による大衆のためのお芝居です。

自分史上初体験。
噂に聞く、おひねりにものを言わせるおばさま達の姿も、しかと拝見いたしました。
わたくしもうすでにその方々側の年齢ですが。

しかしそれをもさておき、この日一番センセーショナルだったのが、この座員達の年齢。

唯一の女性座員、15歳。
そして花形役者とその双子の兄弟二人が14歳。

え〜(@ ̄□ ̄@;)!!
中学生やん!
義務教育中だろ!

未成年の旅芸人、転校を繰り返しながら全国を廻るなんて話は聞いたことがあるけれど……

舞台は昼の11時30分から。
座長は彼らの父親で、座員6人という小さな一座です。
平日に彼らが就学しているとなると、6人構成のお芝居のストーリーは成り立たない。

普通の中学生という選択肢はなかったのか?
とっても不憫……。

そこが気になりネットで調べていると、その15歳の女性座員のブログにヒット。

プロフィールに私の自慢できる事とありました。
「HEY!SEY!JUMPのライブを見たこと」だって。
普通に子供らしくてホッとしました。

そして、もうひとつ
「役者に生まれたこと」

なんと!

劇団の家に生まれたこと、ではなく役者に生まれたことと言い切るとは深い。

不憫に思ったのは、要らぬお世話だったようで……

きっと、名をあげるのですよ!

 

コメント

  1. 普段子供嫌いと言いつつ、母心のような気持ちが出てなかなか趣深い(^-^)

    よくテレビで大衆演劇一座や歌舞伎役者の様子を見かけますが、そこの子供達は「演じる」という事を苦痛とは感じてないように思います。

    小さい頃からの習慣もあるのでしょうが、そこにはやはり役者としての血の繋がりがあるのでしょうね( ´∀`)

    何だかんだ言って誰もが何かしら受け継いでいます。

    よぉ〜おっ、ポンッ!

  2. ちぃなべさまへ

    嫌いなのは子供だからと我儘放題の悪魔みたいな生き物が嫌いなのです。

    今回の役者さん達は、一人前の扱いを受けているからなのかとてもきちんとしていました。

    実際お化粧もしていたけれど、二十歳前後と思い年を聞いてびっくりだったのですが。

    でもそう言えば、舞台で踊っているとき終始笑顔。

    とっても楽しそうでした。
    かげながら応援せねば!

    おひねりは出ないけどf(^ー^;

  3. ちーなべ

    子供の件、納得です。なお姉らしいや(^-^)

    人前で演じるからお客さんだけでなく、舞台関係者に失礼の無いようにしつけられてる、或いは親の姿を見て自然に身についているのかもしれませんね。
    (o^-‘)b

  4. ちぃなべさまへ

    あれからまだしつこく、その一座について調べていましたら、3歳から既に舞台に立っていたそうです。

    てことはもう10年以上。

    そら生まれついて役者という意識があるのも自然なのですね。

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