他県から初めて香川に越してきた頃、耳慣れない言葉を理解するのに苦労した。
その中で、一番耳に残り、かつ衝撃的だったのが、
「どせくっずぇる」もしくは「どせくぅぜる」
という言葉だった。
最初、え?ドイツ語?と思ったものだ。
(もちろん、日に焼けた田舎顔のおじさんが話してるのだからそんな訳ないのだけど)
意味は、「転げ落ちる」みたいなものらしい。
例)気いつけんと、井手にどせくっずぇるぞー。
=気をつけないと、用水路(?)に転げ落ちるぞ。
この「どせくうぜる」の「ぜ(ずぇ)」にかかる、微妙な音の表現が、
なんともドイツ語っぽいんですよね。
ちょっと感動というか、面白いなと思ったので、その後、高松の人に
その話をしたら「そんな方言初めて聞いた」と言われた。
え…
もしかしてこれは、地域限定の方言なのかしら。
(だいたい用水路に落ちるというシチュエーションがないと言われたし)
誰か聞いた事ある人いますー?
2012/06/16/ at 2:32 AM
私がその言葉を知ったのは約5年前…
後輩の口から出たものです。少なくとも高松中心部の人ではなく…
それよりも井手=用水路というのを初めて知った訳で…
まだまだ知らない事だらけの世の中…
2012/06/17/ at 10:53 AM
やはり、ちーなべさまも聞いたことなかったのですね…
私が住んでいるのは東讃で、かなりの田舎ですよ~
井手が「用水路」というのは、私の解釈であって、よくわかりません(笑)
漢字もあってるのかどうか。。。
とにかく、田んぼと道の間にある水路(小川?)指すみたいです。
田舎では今でもあちこちで、道路沿いの水路を見かけます。
私は道路沿いにいきなり溝があるのが、最初ショックでした。
(だってだって、夜とか暗いし、目印もないから危ないのよ!?)
同じ日本なのにカルチャーショック受けまくりです(笑)
ついでに「方言あれこれ」をもうひとつ。
北海道では「棒」の事を「ぼっこ」と呼ぶのですが、
香川ではそれは違う意味らしいですね(笑)
(正式には「ほっこ」)
うかつに口に出来ない言葉です^^