文学的引っ越し

マンションの階段を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。
情に竿させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。

てなわけで、引っ越しました。

劣悪とまでは言わないものの、あまり環境がよろしくない部屋に住まい、かれこれ5年…。
やっと脱却いたしました。

新居はと言いますと…

エレベーター付き!
もう仕事帰りに階段で足が止まる事もない。

室内に洗濯機置き場!
もうベランダから洗剤を落とす事もない。

結露がない!
もうカビに悩まされる事もない。

…なんだか感動するレベルが低いな。

いや、ほんとはですね。
もっと素晴らしいポイントがあるのですよ。
オール電化とか、
デザイン性とか、
間取りとか…。

しかし。
いかんせん、IHの使い方がよくワカラナイ。
少ない家具を適当に置いてみたものの、部屋の広さをもて余し気味。

詰まるところは。

どこへ越しても住みにくいと悟った時。
詩が生まれて、画ができる。

漱石さんは聡明ですね。

 

コメント

  1. テスト

  2. あれ?なぜか先程書いた文が書けなかったので書き直し。

    引っ越しおめでとうございます(^-^)

    私としては洗濯機が家の中に入った事が素晴らしいと思いました。

    部屋の広さは人間あっという間に慣れますよ。IHも。

    いつかIHクッキング奮闘記なぞ記して下さいませ。

  3. 《ちーなべ 様》

    ありがとうございます。
    うちの洗濯機2代目も喜んでおります。
    先代の分まで頑張っていただきたい。

    部屋の仕様は、ぼちぼち育てていこうかと考えておりまして。
    まずは、寸足らずのカーテンを買い替えるところから始めねば…。

    IHのお話も請うご期待!

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