フラっと立ち寄ったコンビニで、お会計をしてくれたのは中学時代の生徒会長でした。

親しかったわけでもなく、接点など皆無だったので、勿論相手は私の事を知りません。

何故わたしが、大昔の一方的な知人の判別を出来たかというと……

当時その生徒会長は『男子は耳にかからない短髪とする』という校則のスタンダードを大きく逸脱していて、その時となんら変わらぬ出で立ちでそこにいたからなのでした。

氷室京介をリスペクトしている。というのが容易に想像できてしまうBOOWY時代のヘアスタイル。
あるいは布袋さんなのかもしれないけれど……

そして、中学卒業後にも偶然街で見掛けたその人は、なんとヘルメットを脱いでも頭髪が崩れていないという完璧な盛り具合。

色こそは黒だけれど、まるであの茶髪の風雲児のような、やけに雄弁な生徒会選演説だったことも思い出しました。

髪型の構造が気になって、内容は覚えていませんが(￣▽￣;)

訳あって長年このスタイルを貫いてきたからには、ビジネスシーンで犠牲にしたものも少なくはなかっただろうと思われ…

なんて、はてしなく大きなお世話なんですけれど。