そんな時間にKUNIの電話が鳴った。

時間外に、ご予約の電話がかかってくることもたまーにあるので、一応出てみる。

電話の向こうから聞こえてきたのは、

「保口です…。すみません、今日…。」

ヘロヘロな声。
どうした!?なんかアクシデントでも!!?

ビビる私に、神妙な声でまりあんは続ける。

「今日…。寝坊しちゃって…。気づいたら６時半で…。すみません…。」

ナニヲ言ッテルノカシラ、コノ子ハ。

まりあんの出勤は18時。
というかそもそも、店開いてないし。

「まりあん、今、午前６時半やで。」
「そうなんです…。今まで寝ちゃってて…。７時には行きます…。」
「だから、朝の６時半やで!?」

まだ半分夢の中のようなまりあんと、しばし噛み合わない会話を続けたあげくにやっと通じた。
仕事終わりでぼんやりしてたとこ、なんか、テンションあがった。
毎日頑張って、疲れてたんだね、まりあん。
可愛すぎて実名で書いちゃった。ゴメン(笑)