文学的引っ越し
Posted in その他 on 03/11/2012 05:01 am by kuniマンションの階段を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に竿させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
てなわけで、引っ越しました。
劣悪とまでは言わないものの、あまり環境がよろしくない部屋に住まい、かれこれ5年…。
やっと脱却いたしました。
新居はと言いますと…
エレベーター付き!
もう仕事帰りに階段で足が止まる事もない。
室内に洗濯機置き場!
もうベランダから洗剤を落とす事もない。
結露がない!
もうカビに悩まされる事もない。
…なんだか感動するレベルが低いな。
いや、ほんとはですね。
もっと素晴らしいポイントがあるのですよ。
オール電化とか、
デザイン性とか、
間取りとか…。
しかし。
いかんせん、IHの使い方がよくワカラナイ。
少ない家具を適当に置いてみたものの、部屋の広さをもて余し気味。
詰まるところは。
どこへ越しても住みにくいと悟った時。
詩が生まれて、画ができる。
漱石さんは聡明ですね。