暑いのは勘弁なくせに、盆が過ぎて｢残暑｣と言われだすと、寂しい気分にさせられるのはなんでやろ？
盆がシメというわけでもないのに、冬の終わり頃ではちょっとこの気分は味わえない。
私にとって夏気分の代名詞といえばオカルトミステリー。
最近怪奇番組が少なくなったような気がしてこれがまた寂しい。
ひとりになると、後から恐怖感がじわじわと襲ってくるのに見てしまう。聞いてしまう。心霊スポットに行ってしまう。
幸か不幸か、私には霊感というものが備わってないので自身の心霊体験というのはないのだけれど、時々思い出すのが、小学生の夏休みに見た怪奇番組。
司会者のバックにあった掛け軸の幽霊が(何かは忘れたけど曰く付き)生放送中に瞬きをしたという視聴者の電話によって再度その前と後をVTRで流したのだった。
水墨画っぽくて、正直わからなかったのでもやもやしたままで終わったのだけれど……
20年以上たった後日談で、都市伝説のサイトを見ていたら、その時の事が書いてあったのでまた気になってきた。
かといって、今さら確認のしようがないんだけどね。
果たして、あれをリアルタイムで見た人は私の身近におるのかしら？
信じるかどうかはあなた次第です。